108 Blog

If you can dream it, you can do it.

108の物語

はにかんだ笑顔は満点!

【130話】 久しぶりに中学時代の友達のタキタから連絡がった。 俺はタキタに会うため待ち合わせの駅に向かった。 待ち合わせ場所に行くとタキタ、リンちゃん、マドカちゃんがいた。 「あれ!?リンちゃんとマドカちゃんも一緒?」 「いや~、たまたま二人と…

部長と副部長に呼び出される

【129話】 「息子達が家で暴れているので今すぐに来てください!はい。何度注意しても聞きません。はい。近所迷惑になるのでお願いします。はい。息子の友達ですが、すごい不良です。はい。よろしくお願いします!」 オレは部屋に戻り、カキヤマ母が警察か誰…

オヤジ狩りもどんちゃん騒ぎもNG

【128話】 俺はガンちゃんの単車の後ろに乗り、カキヤマの家がある最寄り駅で待ち合わせした。 駅にはカキヤマの原チャリが駐車してあり、ダイスケはカキヤマの原チャの後ろに乗った。 カキヤマの原チャは黒の『ホンダ・タクト』。 見るからにシートが狭くて…

カキヤマとダイスケ

【127話】 「見た目とか特徴とはどんな感じですか!?」 見た目はモロ貴女ですが、口が裂けても言えねぇ。 「マリコと同じ清楚系だってよ!」 「私が清楚系!?そんなことないよ~」 そーだろうね、当校と比べたら貴女の学校の生徒は皆清楚系だよね。 ・・・…

清楚系弓士とのファーストコンタクト

【126話】 オレとガンちゃんは、いつもより15分も早く駅で待ち合わせをした。 5分前に着いて、ガンちゃんを待っていると、あの子がオレの前を通り過ぎた。 ドキッとする美しさのあの子は、一瞬で改札の中へと吸い込まれて行った。 胸がドキドキ鳴っている…

弓道部の彼女は清楚系

【125話】 サッカー部のシメ会は二週間続くらしい。 オレとタケヨシは、その間は部活に出ないと決めた。 ○○工業で一番キツいシメ会はラグビー部。 何とシメ会が1ヶ月間、ほぼ毎日続く。 シメ会の内容もエグ過ぎる。 新入部員は、体育館倉庫の壁側に裸で正座…

自分に正直に本能のままに生きる

【124話】 オレは自信を失いかけていた。 カオリの本当の気持ちを知りたいけど、聞くのが怖い。 「とりあえず、フォアローゼスで乾杯しよ!」 水と氷を買い忘れたので、ストレート飲み。 むしゃくしゃしてオレはフォアローゼスを一気飲みする。 あれ!?カラ…

耳元で囁かれる

【123話】 自慢する訳じゃないが、高校に入学してから3週間で5人の女子に告白された。 もちろん、カオリがいるので、すべて断った。 でも、本音を言うとタイプの女子から告られたら、少しなびいちゃうかもしれない!? 最初に告られたのは、入学してから三…

フォアローゼスとHIPS

【122話】 高校に入学してから三週間経つが、カオリに会っていない。 このままだと自然消滅してしまう。 カオリからは、日曜日の夜に電話がかかって来ることが多い。 以前は、俺から電話をすることが多かったが、カオリのオヤジが苦手で、最近は俺から電話す…

ガンちゃんVSアンドレ・ザ・ジャイアント

【121話】 「はぁ、離せよ!コラぁ!」 俺たちは、あまりの身長とパワーに唖然とした。 アンドレ・ザ・ジャイアントかよ。 こいつは、人間じゃねぇ~。 ・・・ もがくガンちゃんの蹴りがアンドレの股間にヒットする!? アンドレの顔はゆがみ、ガンちゃんを…

日本人の枠を遥かに超えている!?

【120話】 「チョワース!チョワース!チョリース!チョワース!」 二年のスギヤマをはじめ、二年連中は三年にヘンテコな挨拶をしている。 チョワース!ってなんだよ。 しかも、どさくさに紛れてチョリースって言ってる奴もいるし。 定番はチワース!だと思…

最終日に入部届を出す

【119話】 「108ちゃん、ガンちゃん。バドワイザーで良いか!?」 俺は、バドワイザーを飲んだことがない。 最近は、オヤジに飲酒がバレて、スナックに誘われるようになった。 オヤジは週末になると、シン伯父さんとスナックに行くことが多い。 推薦入学…

タケヨシとガンちゃん

【118話】 「108ちゃん、一緒に帰ろうぜ!?」 振り返ると、タケヨシがいた。 「鼻の調子はどーよ?」 「もう痛くねぇけど、ちょっとぶよぶよしてるよ。触ってみるか?」 「いいや、遠慮しとく」 「108ちゃん、このあと暇?」 「あぁ、暇は暇だけど。…

バラ色の高校生活とは程遠い

【117話】 キムラが学校に来なくなって三日目の朝。 タケヨシが鼻血を流しながら、教室に入って来た。 ヒロシ「タケヨシ、どーした!?その鼻?」 あれ!?もしかしてキムラの復讐か? 「さっき、駅で他校の奴らと喧嘩になって、メリケンサックで殴られてこ…

喧嘩両成敗なのか!?

【116話】 教室に戻るとキムラが話しかけてきた。 「108君、凄いよね!」 クラスメイトの評価は上々。 授業も終わり、下駄箱に向かう。 「108君、一緒に帰ろう!?」 振り向くと、そこにはキムラがいた。 ちょっとホモっぽくて気持ち悪いが、まぁ、い…

柔道最強決定戦

【115話】 入学早々、スポーツテストがあった。 結果は、一学年240人中7位だった。 因みにトップ20は、全てラグビー部。 1位は、同じクラスのケイイチ。 「108ちゃん、凄いね!ラグビーに入らないの!?」 身長は170cmくらいで、範馬刃牙みたい…

番長やキャプテン達が集まる教室

【114話】 「マジかよ!?東中のジュンジ君とヒロシ君じゃねぇ!?同じ学校かよ!?」 「リーゼントパーマのお兄さん。あの二人って大物なの?」 「あの二人は、東中の番長と副番長だよ!ジュンジ君の兄貴は、俺たちの地元の暴走族にも所属してる極ヤンで、…

ヤンキーだらけの入学式

【113話】 今日は、高校の入学式。 俺は、母に買ってもらったマウンテンバイクに乗り、ペダルを高速回転させて駅に向かう。 春休みの間、マウンテンバイクをチェーンアップした。 エンジンはないけど、ニューサドル、泥除け、速度メーター、ハンドルカバー、…

寂しい別れ

【112話】 始発のバスに乗り、カオリが俺の町にやっていた。 正確に言うと、カオリは俺の町をバスで通過するだけ。 俺は最寄りのバス停から、バスに乗り込む。 「良かったよ~。108が乗ってこなかったどうしようと思ったよ!」 「カオリは大袈裟だなぁ~…

早稲田大学VS慶応義塾大学

【111話】 今日は、中学校の卒業式。 入学式はハードだったけど、卒業式は何事もなく終わった。 「108、記念写真撮ろうぜー!!」 タキタ、ケンジ、パチオ、クワタ、シンジ、リンちゃん、マドカちゃん、ユウコちゃんの9人で写真を撮った。 ユウコちゃん…

カオリの合格発表

【110話】 最近、カオリと会っていない。 俺が推薦合格したので、塾をやめたのと、カオリが今まさに受験勉強中だからだ。 合格後、カオリにお祝いをしてもらったのが最後。 もうかれこれ1カ月は会っていない。 でも、受験勉強は今日で終わり。 明日、入学試…

真面目に生きた三年間

【109話】 今日は○○工業高校の面接日。 はじめて乗る路線。 3人組のヤンキーが我が物顔で、下品な替え歌を車内で歌っている。 昼近くだし、完全に遅刻である。 こいつらは、どこのバカ高校だろう? ボンタン、短ラン、リーゼントパーマ&ソリコミ。 素行の悪…

末吉と大吉

【108話】 タキタは、リンちゃんの横に並び歩き始めた。 残された俺とマドカちゃんは、二人の後ろを追う。 マドカちゃんは、本当に俺のことが好きなのかなぁ? 彼女の顔をチラ見すると、赤ら顔。 寒いからなのか、それとも、露店の明かりが反射したかは不明…

大晦日の夜

【107話】 2学期の終わり、クリリンから呼び出された。 「108君の推薦が決まったよ!本当に〇〇工業で良いんだよな!?」 おぉっ!今まで、真面目にやって来た成果が出たぞー!! 心の中で、ガッツポーズをしていた。 「はい!よろしくお願いいたします!!…

さようならブッチー!

【106話】 変な夢を見た!? でも、あれは、現実だったのか、夢だったののか!? ・・・ ZZZ・・・ 何だろう!?体が重いぞ!! 俺は、目を開き、重い腹部に目を移す。 そこには、黒いモヤみたいな物体がある!? ビックリした俺は、悲鳴を上げるが、声が出…

草むらでレ〇プ!?

【105話】 カオリの要望もあり、部屋の明かりは薄暗い。 明るさを調整できるのは、凄く良いが、暗すぎて殆ど見えない。 カオリの表情も、BもCも見れないのは悲しい。 そして、何より、ポイントが分からない!? あれ!?ここかな? いや、違う気がする。 一…

イメージトレーニングは完璧!?

【104話】 「あれ!?こんなところに公園があるね!?ベンチに座ろうか?」 ちょっと、わざとらしかったかな。 「うん。そーしよー!」 カオリは、笑うと八重歯が可愛い! 「カオリは、ミルクティーでいいか?」 「私の好み良く知ってるね~」 「だって、カ…

デパートの屋上にて

【103話】 野球部は、補欠のまま引退。 そして、彼女に振られる。 しかも、大阪男に取られた。 俺は、落ち込んでいた。 そんな中、カオリちゃんと出会えた! ただ、彼氏がいる場合は、諦めようと思っていた。 理由は、俺が彼女を奪われて、悲しくて悔しかっ…

大阪男の10回の告白

【102話】 「108君、遅くなってごめんなさい。いろいろとあって前日になっちゃった」 「何があったの?」 「・・・明日って原宿で会える?」 「うん。行けるけど、大丈夫なの!?」 「大丈夫だよ。明日会ってから話すね」 俺は、アオイに会えることにホッと…

日曜日と水曜日のルーティン

【101話】 シャープペンの替え芯には興味がない。 俺の興味は、カオリちゃん。 ・・・ 俺たちは、駅前広場で待ち合わせをし、文具店へ。 HBのシャープペンの替え芯を購入。 その後、喫茶店に入り、シャープペンの替え芯をプレゼント。 「あ、ありがとう!別…