草むらでレ〇プ!?
【105話】
カオリの要望もあり、部屋の明かりは薄暗い。
明るさを調整できるのは、凄く良いが、暗すぎて殆ど見えない。
カオリの表情も、BもCも見れないのは悲しい。
そして、何より、ポイントが分からない!?
あれ!?ここかな?
いや、違う気がする。
一人で右往左往する姿は、滑稽だと思うが、初めてだから仕方がない。
カオリ「そこ違う。もうちょっと、上だよ!」
・・・
童貞なのが、バレたか!?
恥ずかしいけど、ポイントを探す必死な俺。
・・・
時間がかかったせいか、少し萎えてきた。
不味いと思えば思う程、萎える。
そして、とうとう園児並みまでダウンしてしまった。
・・・
カオリ「仕切り直しだね!」
カオリのこの一言で、救われた。
そして、Aから再トライ。
・・・
B、そして、再装着。
やっとのことで、Cに到達。
今までの人生で、こんなに焦ったことはない。
しかし、カオリの導きで何とか、童貞を卒業した!
ありがとう!カオリ!!
俺は、心の中で叫んでていた!
・・・
それにしても、カオリは慣れている。
電気の明るさを調整したのも、カオリだ!?
もしかして、このラ〇ホテル、カオリは常連なのか?
一つになったことで、カオリのことが全て知りたくなった。
・・・
「カオリって、今まで経験したことはあるの?」
「え~、何でそんなこと聞くの!?」
「カオリのこと好きだし、カオリの全てを知りたいから!」
・・・
「言ってもいいけど、引かない!?」
あぁ、やっぱり、俺が初めてじゃないんだ!?
・・・
やっぱり、聞きたくないかも・・・
でも、カオリの過去も知りたい。
頭の中がぐちゃぐちゃになり混乱する。
・・・
自分から聞いといて、今さら取り下げる訳にはいかない。
「引かないよ!」
・・・
「今までだと5人かな!?」
えっ!?マジで!?一人じゃなくて五人ですか!?
あなたは、まだ中学3年生ですよ!?
俺が、童貞だとか、もう、どうでもいい。
・・・
「やっぱり、引いたよね?」
俺は、心を落ち着かせようと、深呼吸をするが、心が整わない。
・・・
あまりにも混乱した俺は、何かを返そうとする。
「へ~、ところで、初めてっていつだったの?」
聞かなければ良いのに、何故そんなことを聞いちゃったのか!?
俺は、凄く後悔することになる。
知らない方が、良いこともある。
俺は、そのことを学んだ!
・・・
「小5の時に中2の先輩に草むらでレ〇プされたの。それが初めてだよ!」
小5って!?、レ〇プって!?、5人って!?、しかも、草むら!?
あまりにもショックで、言葉が出てこない。
・・・
「レ〇プって言っても、近所の好きなお兄さんだったし、私は後悔してないよ!」
えっ!?カオリは何を言っているのだろう・・・
レ〇プされて、後悔してないって、和姦ってこと!?
ぐるぐる回転する思考回路、目が回りそうだ。
・・・
「やっぱり、引いちゃったね!?でも、カオリは後悔してないし、これがカオリだよ!」
・・・
「そうなんだね、ちょっとビックリしただけだよ!?」
俺は、聞いたことを忘れるようにしたが、どうしても頭から離れない。
・・・
「カオリのこと嫌いになっちゃった!?」
嫌いになる訳がないが、ただ心の整理ができないだけ・・・
「そんなことないよ。カオリのことは好きだよ・・・」
今にも思考停止しそうな中、何とか返す。
・・・
「私もだよ!それじゃ、もう一回しよーよ!?」
複雑の状況の中、二回戦に突入。
その間も、いろいろと考えてしまう。
俺で6人目だから、1年に1人以上・・・
カオリってヤ〇マンなのかな!?
こんな状況でも、反応している俺が虚しかった。
・・・
それから、俺とカオリの大人の関係が続いたが、決して心が満たされることはなかった。
To BE CONTINUED🔜