108 Blog

If you can dream it, you can do it.

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

天国から地獄へ

【90話】 アオイは、目を閉じている。 俺は、初めての『B』に挑む。 ・・・ 服の上からだけど、わかる。 これが、噂のBか!? 俺の興奮は、今がMAX!! アオイの吐息が漏れる。 ・・・ そろそろ『C』に挑戦してみよう。 ・・・ 手を下に移動させる。 そして…

はじめてのラ〇ホテル

【89話】 アオイは、ホッとした表情だ。 俺もアオイの顔を見てホッとする。 「アオイ、大丈夫か?」 ・・・ アオイ「ちょっと、パ二くっちゃったよ~」 「状況がわからなかったから、俺もパ二くった。でも、タキタのフォローで、二人に戻れたね!」 アオイ「…

咄嗟についた噓はバレている!?

【88話】 お通夜会場は、ヤマモトポ〇プ店なので、母と家から徒歩で向かう。 お通夜に参加するのは、これで3回目。 ひいおばあちゃん、トモオくん、そして、ヤマモトさん。 ・・・ 俺と母は、参列者として列の後方に並ぶ。 その先には、女の子とお母さん見え…

思い出のロビンソン・クルーソー

【87話】 クリスマスイブ当日。 なんだかんだあったけど、アオイにマグカップをプレゼントできる! 今日のプランは、こうだ! 午後12時:コージーコーナーで待ち合わせ。 コージーコーナーで、クリスマスケーキを購入。 午後1時:カラオケボックス。 カラオ…

無罪判決!?

【86話】 「返事が遅くなってゴメンナサイ!」 いざ言おうとすると、言葉が出てこない。 ・・・ リン「108くんとアオイちゃんって付き合ってるの?」 なかなか話さない俺にしびれを切らせたのか、直球で聞いてきた! そうだよね、1年の1学期に告白されて、今…

ミッションは成功!?

【85話】 お父さんの話をしないってことは、もう亡くなっているのかな。 それとも、訳ありなのかな? ・・・ 俺「お母さんに彼氏がいるってことは、離婚したってことなの?」 ・・・ アオイの表情が暗くなる。 「そうだよ。私が5年生の時」 ・・・ 俺「そう…

10歳下の彼氏に貢ぐ母

【84話】 もうすぐクリスマスだ! 俺は、小2までサンタクロースを信じていた。 小3のクリスマス、寝ていると両親の声が聞こえてきた。 父「子供たちは寝たから、クリスマスプレゼントを出してこい!」 母「わかったわ!」 ・・・ そして、オヤジが枕元にプレ…

名プロデューサーのクワタ

【83話】 俺は、うつ向いた。 そして、考える。 なんで、俺がアオイちゃんのことを気になってるってことをアオイちゃんが知っているのか? 俺は、そんな素振りを見せたこともないし、むしろ最近は、リンちゃんが気になっていた。 このことを知っているのは、…

三人の告白

【82話】 アオイちゃんは、中二にしては、とても色っぽい。 どことなく影がある感じがとても気になる。 ・・・ アオイちゃんとリンちゃんとは対照的。 リンちゃんは、友達も多く人気者。 アオイちゃんは、一人でいることが多いので、友達は少ないのかも。 ・…

決戦は日曜日

【81話】 それから、タキタは昼休みになると、リンちゃん情報をマメに伝えてくる様になった。 毎日、リンちゃん話を聞いてると、リンちゃんのことが気になり始めてきた。 授業中、リンちゃんが先生に指されるとチラ見してしまう。 これは、恋なのか? それと…

フユヤマとタキタ

【80話】 最近、陸上部のフユヤマと仲がいい。 フユヤマは、中二で182cmとかなりでかい。 175cmある俺が、フユヤマを見上げないと話せない。 フユヤマは、隣町出身なので、自転車で片道一時間もかかる。 陸上部では、エースのフユヤマは、地区大会は無敵らし…

頭部からの墳血

【79話】 リビングルームに行くとソファーにオヤジが座っている。 俺は、対面に座る。 「担任の先生から電話があったが、おまえ授業をサボってるみたいだな!」 普段だったら、母が電話に出るのに・・・ 俺は、一部始終を話した。 「話は分かったけど。授業…

ゲスの極み

【78話】 ボコられてから3日経つが、いまだに体が痛い。 パチオ「あいつらやることがえげつないよな。でも、俺だったら6人相手でも勝つけどな!」 俺「無神経なおまえでも半帽は痛いぞ!」 でも、パチオだったらマジで勝てるかもしれないな。 ・・・ ケンジ…

四度目のリンチ

【77話】 きょろきょろしながら、階段を上がる。 そして、屋上に扉を開ける。 俺は、屋上を見渡す。 屋上の奥に誰かが立ったいる。 一人だけだ。 俺はホッとしながら、ゆっくりと歩いて行く。 そこには、タクヤが立っていた。 「タクヤ、あの日以来だな!俺…

放課後の屋上に呼ばれた

【76話】 今の俺には、二年最強とかどうでもいい話だけど、いずれ呼ばれる運命だということは分かっていた。 俺は、喧嘩に負けたことが二回ある。 一つは、不意打ちとはいえ、コジマにOKされている。 もう一つは、小三の時、同じクラスのミノルに一発も当て…

喧嘩賭博

【75話】 ケンジ「聞いたか!?クロタニ先輩が族を立ち上げたらしいぞ!」 マジか!?クロタニがここまでやるとは思いもしなかった。 パチオ「メンバーは誰なの?」 ケンジ「先輩から聞いた話だと、総長がクロタニ先輩、副総長がカオル先輩、イワサキ先輩、…

三者面談

【74話】 後日、ケンジ&パチオとゲーセンで、パンチングマシンに挑戦! 俺たちは、5ゲーム(計10発)もした。 ケンジの最高パンチ力は、137kg パチオの最高パンチ力は、188kg やはり、こいつは桁外れのパンチ力だ。 そして、俺の最高パンチ力は145kgだった…

全国指名手配

【73話】 ブゥーブゥーブゥー。 これは、ただ事じゃない。 『ルパン三世』の登場か!? ・・・ 警備員たちは、シン伯父さんを取り押さえた!? えっ! シン伯父さんが、警備員に連れていかれる。 俺たちは、啞然とする。 周りの人たちは、驚愕の表情。 ・・…

二人の警備員が走って向かって来る

【72話】 東京の伯父さんの家は、江東区木場にある。 田舎者の俺からすると大都会だ。 近所のコインパーキングに車を停め、伯父さん家まで歩いて向かう。 都内の駐車場料金は、とても高い。 ・・・ 「ピンポーン!」 玄関のドアが開くと、伯父さん、タケミチ…

とても、とても、悲しい話

【71話】 シン伯父さんが、お金がないのは一目瞭然だ。 俺が小学生の時、伯父さんは、外車のジャガーに乗っていた。 子供ながらに伯父さんは、金持ちなんだなって思った。 それが、今は『ホンダのトゥデイ』だ。 このトゥデイもユミさんの車だと思う。 なぜ…

100万円を渡した

【70話】 シン伯父さんと、おやじは双子。 一卵性双生児ということもあって、遠目から見たら、区別がつかないほど似ている。 ・・・ 彼女がいるってことは、離婚したってこと? ミオとアイコは、まだ伯母さんと、あのアパートで暮らしているのだろうか? 聞…

ヤ〇ザの逃避行

【69話】 入学式からハードだったけど、大きな怪我もなく無事に一学期を終えた。 恥ずかしい話だけど、入学当初の俺の偏差値は29。 かなりのバカヤローだ。 しかし、一学期の最後には、42までレベルアップしていた! 授業を真面目に受けた結果である。 今回…

悪女とスリルジャンキー

【68話】 俺は、意外と字がうまい。 それは、小学時代に書道を習っていたからだ。 さぼりながらも、二段を取得した。 ・・・ 小学時代にもあったが、中学でも書道コンクールがある。 コンクールと言っても、生徒全員が強制参加する行事だ。 中学生になってか…

トイレでジッポライターを没収された

【67話】 ケンジ&パチオがいるからから、最近は部活に出るのが楽しい! 先輩もちょっかいを出してこないし、顧問の先生も優しい。 俺の基準は、松山先生だから、すごく優しく感じる。 ド素人なので、野球の上達も早い気がする。 ・・・ 放課後の下駄箱にて…

1年最強が決まる

【66話】 部活がある日は、休まずに参加した。 小学生と違い、中学生の部活は、特別の理由がない限り休めないのだ。 あれ以来、カオルは何もしてこない。 野球部の先輩に対しても挨拶をするようになった。 ここ数日は、平穏無事だ。 ・・・ 最近、野球部員で…

クワタから漂う哀愁の意味

【65話】 クワタは、どこか大人の雰囲気を持っている。 彼を纏うオーラというか、どこか哀愁を感じる。 ・・・ 5月のバス遠足。 クワタと隣り合わせの座席だ。 バスが走り出し、15分くらいが経った。 バスガイド「そろそろ、カラオケを歌いましょう!」 バス…

人生最大の屈辱

【64話】 俺は浮かれていた。 クラスで一番かわいいタカエちゃんが、俺のことを気になってるって噂を聞いたからだ! 発信源は、アイちゃん。 アイちゃんは、東小女子の情報網。 アイ「でも、108くんには、彼女いるって言っといたよ」 なんて、余計なことを言…

モテキ到来

【63話】 昼休み。 女子「〇〇くん、ちょっと、話せる?」 そこには、知らない女子がいた。 これは、告白かな!? 「うん」 女子「ここじゃ、離せないから、場所を変えよう」 ドキドキしながら、彼女の後をついて行く。 ・・・ あれ?もしかして、ヤンキーか…

三人のヤ〇ザ

【62話】 野球部だって最初から言えよ! おやじから、道具一式を買ってもらっちゃったし。 今日が締切最終日なので、部活の変更はできない。 ・・・ カオルは、まだ俺に気づいてない。 ・・・ 「チワース!」 顧問の先生がベンチに腰掛ける。 「集合!」 俺…

チワース!チワース!チワース!

【61話】 入学してから2週間、7人のヤンキーとは、まだ会っていない。 授業が終わり次第、ダッシュで帰宅している。 そして、1年生の教室は1階だから、下駄箱に直行できるからだ。 入学式以来、マツシゲからの呼び出しもない。 このまま卒業まで、トラブルが…